かに座の大学生日記

放送作家を目指す、かに座の大学生の頭の中を文字に起こすブログです。

東京オリンピックとSMAP

リオオリンピックが始まった。
競泳男子400mで萩野選手の金メダル獲得に始まり、
体操団体では3年ぶりの金メダル。
柔道でも大野選手が金メダルを獲得した。
もちろん、世界一になれなかった選手でも、
表彰台に上りメダルを獲った選手や、あと一歩メダルに届かなかった選手もいる。
そういう選手だって素晴らしい選手なのだ。

日本代表として選ばれる事がどれほど素晴らしく、賞賛されるべき事なのか。スポーツをかじった事のある人ならたやすく理解できるだろう。
金メダルを獲ってナンバーワンになった選手も、そうでない選手も、日本代表として誇らしいアスリートだ。一人一人が素晴らしいアスリートなのだ。

「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン。」
SMAPは歌った。

そんなSMAPが2016年を境に、グラリグラリとフラついている。
ファンでなくても、SMAPはみんな好きだ。
日本人なら誰でもSMAPは好きなのだ。
嫌いなジャニーズランキング1位にキムタクが選ばれようと、日本に生まれ、SMAPの歌を聴き育ったぼく達は皆、SMAPが好きなのだ。

フラついているSMAPは誰も見たくない。
ぼくたちの心の中のどこかに築きあげられている、大事なSMAPが、やはりどこかフラついているまんまだ。日頃ずっとずっと彼らの事を考えているというわけではないが、テレビなどで彼らや彼らへの報道を見ると、やはり心のどこかに落ち着かないものを感じてしまう。それは、ファンであろうとなかろうと皆同じような、何かスッキリしないものを感じてしまうのではないだろうか。

SMAPという確固たるものがグラグラしている今、
ぼくは一つの案を提案する。
それは、東京オリンピックでのSMAPの復活だ。
4年後、新国立競技場で華々しく行われるであろう、スポーツの祭典、オリンピックの開会式。その場で、5人揃ったSMAPが揃い、歌うのだ。
日本を代表できるアーティストはそう多くはいない。
ただ、彼らならその役割を全うし、日本中を熱気に包めるパワーを持っていると思う。
でも、今のままじゃダメだ。フラついてしまっている。

ここはいっそ、4年間SMAPとしての活動を休止してみてはどうだろう。
個人個人は活動するものの、
SMAPとしての活動を一時的に制限するのだ。
そして、4年後、開会式で復活する。
「ナンバーワンにならなくていい」
と、新国立競技場で、オリンピックの開会式で、
高らかに宣言するのだ。

そんな絵が見れたら盛り上がるなぁと思っただけ。
盛り上がるか盛り上がらないかで言われたら盛り上がるでしょ?
ファンの人からは怒られるかな?