かに座の大学生日記

放送作家を目指す、かに座の大学生の頭の中を文字に起こすブログです。

大好きなアイドルの訃報を受けて

私立恵比寿中学のメンバー、松野莉奈さんが急死」
という信じられないニュースが飛び込んで来てから1日が経った。未だに現実味が無く、心に空いた穴を埋めようとインターネットを開くも、ただただ呆然とすることしかできない。

アイドルのファンとして、アイドルの死と向き合うことになるなんて考えたくもなかった。
まだ僕が高校生だった3年前、テスト期間に無理してフリーライブに行って以降、ずっと僕の青春を彩り続けてくれたエビ中が、松野莉奈がどうしてこんなことになってしまうのか。どうして卒業、脱退ではなく死をもってお別れせねばならないのか。心苦しい。

3年間ファンとしてライブに通い詰め、日々エビ中の成長に、松野莉奈の成長に活力を貰い、応援するという生き甲斐を持っていた僕にとって、今回の訃報は、芸能人がただ1人亡くなってしまったよ、という話ではない。その分、周囲からの言葉には敏感になってしまう。
「推しメンだったの?」「主要メンバーだったの?」「今後どうなるの?」「続けられればいいね〜。」
速報が飛び込んで以降、友人からはこんな事を言われたのだが、正直腹が立った。
推しメンじゃなければ死んでも良かったのか?
主要メンバーじゃなければ死んでも良かったのか?
そんなはずがない。
こうした言葉をかけられてしまうと、ヘコむ。ムカつく。軽く考えるなと声を荒げたくなる。

とはいえ、腹が立ったけれども、彼らに対し、私立恵比寿中学松野莉奈に対してもっと敬え。人の気持ちを考えろ。バカにするな。と言った所で彼らに非は無いし、僕が怒って石を投げ返す権利はどこにもない。


1人の死は万人にとって平等ではない。
1人1人心に空く穴の大きさは違う。
ただ、死に対して自分自身ががどう思い、
どう向き合うのかが全てだ。
エビ中のファンとして、松野莉奈のファンとして、自分自身の心の中でご冥福を祈る事しかできない。
無念である。

今後、エビ中がどうなるのか考えるのは怖いが、ファンとして、人として、できる事があるのなら支えていきたいと思っているし、支えていかなければ自分自身がどうにかなってしまいそうだ。これからも、私立恵比寿中学のファンとして、ファミリーとして必ず応援は続けて行く。





私の目の前に 終わりがある
答えをみつけなさいって 迫られてる
怖くてたまらないよ けれどそこを
超えていかなきゃならないとしたら

小さな心の痛みで悲鳴を
あげていたのが なんか嘘みたいだね

人間がかならず通る道と
わかってても 勇気さえ震えてくる
考えてたつもり でもどこかで
どうして私なの?って思ってる

リハーサルがあったら
きっと準備できた そんなの言い訳だ
人生をかけた
アンコールのない舞台なんだ

真っ白な光 眩しくてひとり
だけど ひとりじゃない気配がする
あきらめないで 叫んで歌ったら
遥かなこの想い きみの胸に聴こえてるかな

ありがとう バイバイでさようなら

(ももいろクローバーZ/バイバイでさようなら)
https://www.youtube.com/watch?v=L9k9J02uhhY&feature=share

エビ中の曲はまだ聴けない。
こんな時にももクロの存在に助けられる。

東京オリンピックとSMAP

リオオリンピックが始まった。
競泳男子400mで萩野選手の金メダル獲得に始まり、
体操団体では3年ぶりの金メダル。
柔道でも大野選手が金メダルを獲得した。
もちろん、世界一になれなかった選手でも、
表彰台に上りメダルを獲った選手や、あと一歩メダルに届かなかった選手もいる。
そういう選手だって素晴らしい選手なのだ。

日本代表として選ばれる事がどれほど素晴らしく、賞賛されるべき事なのか。スポーツをかじった事のある人ならたやすく理解できるだろう。
金メダルを獲ってナンバーワンになった選手も、そうでない選手も、日本代表として誇らしいアスリートだ。一人一人が素晴らしいアスリートなのだ。

「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン。」
SMAPは歌った。

そんなSMAPが2016年を境に、グラリグラリとフラついている。
ファンでなくても、SMAPはみんな好きだ。
日本人なら誰でもSMAPは好きなのだ。
嫌いなジャニーズランキング1位にキムタクが選ばれようと、日本に生まれ、SMAPの歌を聴き育ったぼく達は皆、SMAPが好きなのだ。

フラついているSMAPは誰も見たくない。
ぼくたちの心の中のどこかに築きあげられている、大事なSMAPが、やはりどこかフラついているまんまだ。日頃ずっとずっと彼らの事を考えているというわけではないが、テレビなどで彼らや彼らへの報道を見ると、やはり心のどこかに落ち着かないものを感じてしまう。それは、ファンであろうとなかろうと皆同じような、何かスッキリしないものを感じてしまうのではないだろうか。

SMAPという確固たるものがグラグラしている今、
ぼくは一つの案を提案する。
それは、東京オリンピックでのSMAPの復活だ。
4年後、新国立競技場で華々しく行われるであろう、スポーツの祭典、オリンピックの開会式。その場で、5人揃ったSMAPが揃い、歌うのだ。
日本を代表できるアーティストはそう多くはいない。
ただ、彼らならその役割を全うし、日本中を熱気に包めるパワーを持っていると思う。
でも、今のままじゃダメだ。フラついてしまっている。

ここはいっそ、4年間SMAPとしての活動を休止してみてはどうだろう。
個人個人は活動するものの、
SMAPとしての活動を一時的に制限するのだ。
そして、4年後、開会式で復活する。
「ナンバーワンにならなくていい」
と、新国立競技場で、オリンピックの開会式で、
高らかに宣言するのだ。

そんな絵が見れたら盛り上がるなぁと思っただけ。
盛り上がるか盛り上がらないかで言われたら盛り上がるでしょ?
ファンの人からは怒られるかな?

アルコ&ピースのANNが爆散した

2016年3月24日、正式には25日だが、
この日、アルコ&ピースの
最終回を迎え、爆散した。

単発回がハネて3年間も続いた
昇格と降格を繰り返し、毎年3月6日に
セカオワRPGを聴いて涙した
オールナイトニッポンシリーズが爆散した。

深夜ラジオの出待ちをするなんて
3年前の自分にはとても想像できないだろう。
それほどこの番組を愛していたし、
この番組から世界が広がった。
この番組に出会えていなかったら
ラジオというメディアの素晴らしさに
気付けなかったかもしれない。

約300人のリスナーがニッポン放送に集まり
アルコ&ピースを囲んで最後の想い出を
共有していた。
その場に入れて本当に良かったと思っている。
来ていなかったら一生後悔していた
かもしれない。人生において一生忘れる事の
ない、大切で、貴重な思い出になった。


アルピーのラジオを聴き始めたキッカケは
というと、高二の夏休み明け、
部活も適当にこなし勉強にも精を出さず
ダラダラと日々を送っていた僕に、
とある知人から面白いラジオがあると
勧めてもらったからだ。
後になってわかることだが彼は
アルピーの番組にも、それ以外の
番組でも良くメールが読まれる
生粋のハガキ職人だった。

そんな彼と出会うきっかけとなったのは
ももクロオタクという共通点なので
本当の原点はももクロちゃん
あるのだがそれはまた別の話。
あまり連絡を取らなくなってしまった
けど彼には感謝している。
ありがとう丸刈りマルゲリータさん。

アルコ&ピースのオールナイトニッポン
シリーズが好きだった理由はなんなのかと
考えてみる事がある。
良く言われているが、この番組は
ディレクター陣営、リスナー、
そしてアルピーの2人が絶妙な三角形を
形成しており、それぞれが本気で面白い
番組を作り上げてくれている。
誰が欠けてもアルコ&ピースのオールナイト
ニッポンシリーズは完成しない。
その全員が好きだった。

自分はあまりメールを送ったりせず、
ただ聴いているだけの文字通りの
リスナーだったがそれでも凄く楽しかった。
ハガキ職人の方々もあのチームの一部だった。
ハガキ職人という人種を知って、
こんなにサイケティックで面白い人達が
深夜ラジオという空間にいるという
事実に純粋に驚いて、尊敬した。
「家族」のコーナーで読まれるような
投稿を、脳みそのどの部分を使って
生産しているのか未だに理解出来ない。
本当に凄い。

そして、深夜の生放送というコンテンツに
素晴らしくマッチしていた番組で
あったと思う。
リスナーに生電話しアタフタする様、
その日決めたテーマがたった一通の
メールで全く違うテーマになり、
企画倒れしてしまうのに、
それを許し、それを面白がれる雰囲気。
 好きだったなぁ。

アルピー2人のメールの読み方、
喋りが本当に好きだった。
平子さんと酒井さんと石井さんと
福田さんと畠山さんとかわべさんと
サイトーさんとハガキ職人さんが
創り上げる番組の空気感が
死ぬほど好きだった。

何度聞き返しても常に面白い。
毎週番組が始まるのを楽しみにしていた。
登下校時も受験勉強もアルピーの
ラジオと共に時間を過ごした。
僕の人生の何百時間かを、
この番組に費やしたという事だ。
凄く濃密で、笑ったり泣いたり感情を
揺さぶられた何百時間だった。

将来自分がどんな職業に就くのか
分からないが、自分の好きな人達と
一緒に仕事がしたいという核がある。
勿論アルピーのお二人とも一緒に
お仕事をさせて貰いたい。
どんな形になるかは分からないけど、
その時に胸をはって、ボソッと、
「ラジオ好きでした」と伝えてみたい。

アルコ&ピースのオールナイトニッポン
無い生活に4年ぶりに戻ってしまう。
それでも、他の好きなラジオ番組は
続いてくれるものもあるし、
ラジオを聴くという生活は
死ぬまで永遠に続けていくんだろう。
ラジオを聴いて死んで行きたい。

人気のアーティストを起用して
音楽イベント収益の為に、こんなに
愛されている番組を終わらせるなんて
めちゃくちゃウゼぇけど、この2人を
ラジオスターにしてくれて
ありがとうございました。
僕をラジオの世界に引き込んでくれて
ありがとうございました。

宗岡さん。
アルコ&ピースのオールナイトニッポン
シリーズを創り出してくれて
本当にありがとうございました。

爆散。